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宅建試験を終えたあと、ふと頭に浮かぶ疑問。
「あれ、賃貸不動産経営管理士って…
宅建と範囲似てない?もしかして勉強時間めちゃ減らせる?」
そう、その読み、半分正解で半分は甘い。
今回は宅建合格直後の後輩・不動さんと、
宅建・賃貸不動産経営管理士のダブルライセンスを持つ先輩・ふーちゃん先輩の会話形式で、
賃貸不動産経営管理士試験合格に
必要な勉強時間の本当のところを解説していきます。
歓喜のLINE、そして不穏な質問
不動さん:

ふーちゃん先輩:

不動さん:

ふーちゃん先輩:

続き聞きたい?
不動さん:

そもそも賃貸不動産経営管理士って何者?
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理業務を適正に行う専門家として2021年に国家資格化された資格です。
賃貸住宅管理業者が事務所ごとに置かなければならない「業務管理者」の要件の代表的なルートにもなっており、賃貸住宅管理業法を中心に、民法・借地借家法・建築設備・税務など幅広い知識が問われます。
宅建士が「入居前」の契約・仲介を担うのに対し、賃貸不動産経営管理士は「入居後」の維持管理やトラブル対応が主戦場。
業務の領域がそもそも違うので、本来は競合ではなく補完関係にある資格です。
結論:勉強時間の目安は「初学者」と「宅建合格者」でこんなに違う
複数の資格スクールや合格者アンケートを総合すると、おおよその目安は次の通りです。
| タイプ | 必要な勉強時間の目安 |
|---|---|
| 法律知識ゼロの初学者 | 約200〜300時間 |
| 宅建合格者・不動産業界経験者 | 約100〜150時間 |
| マンション管理士・管理業務主任者も保有 | さらに50時間程度の短縮余地 |
参考までに宅建本体の必要勉強時間が約300〜400時間と言われているので、賃貸不動産経営管理士はそもそも宅建よりコンパクトな試験。
そこに宅建合格者ボーナスが乗ると、初学者の半分以下の時間で合格ラインに届く可能性がある、というのがこの資格の「コスパの良さ」としてよく語られるポイントです。
不動さん:

ふーちゃん先輩:

ペンギン社長の実体験:「なめてたら落ちた」
このサイトの運営者・ペンギン社長は25年ぐらい前に資格の学校に約1年通って宅建士(当時:宅建主任者)を取得。
その後、賃貸不動産経営管理士の国家資格化の広告を見てすぐ「取ろう」と決意しました。
1回目:なめてかかって不合格
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勉強開始時期 | 試験2週間前から |
| 1日の勉強時間 | 約3時間 |
| トータル勉強時間 | 約40〜45時間 |
| 結果 | ❌ 不合格 |
| 敗因 | 「なめてた」 |
ペンギン社長:

不動産さん:

ペンギン社長:

2回目:3ヶ月前からスタートして合格
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勉強開始時期 | 試験3ヶ月前から |
| 序盤の1日の勉強時間 | 約1時間 |
| 直前期の1日の勉強時間 | 約2〜3時間 |
| 1回目との違い | 全体的に深堀りして勉強した |
| 結果 | ✅ 合格 |
不動産さん:

ペンギン社長:

ペンギン社長から一言
「宅建があるからといってなめるな。これが一番大事なメッセージ。宅建の知識は確かに活きる。民法・借地借家法は被ってるし、倫理規定みたいな問題は宅建合格者なら普通に考えれば解ける。でも賃貸住宅管理業法は全くの新規科目。ここを深堀りせずに挑むと、合格率に油断して痛い目を見る。私がそうだった。」
宅建合格者が時短できる理由・できない理由
| 分野 | 宅建との重複 | 勉強の方針 |
|---|---|---|
| 民法(契約・債権・保証) | ✅ 重複あり | 復習程度でOK |
| 借地借家法 | ✅ 重複あり | 復習程度でOK |
| 賃貸借契約の実務知識 | ✅ 一部重複あり | 確認程度でOK |
| 賃貸住宅管理業法 | ❌ ほぼ新規 | 最優先・深堀り必須 |
| 管理受託契約・サブリース | ❌ ほぼ新規 | しっかりインプット |
| 建物の維持保全・設備 | ❌ ほぼ新規 | しっかりインプット |


なぜ宅建合格者は時短できるのか?重複ポイントはここ
宅建合格者が時短できる理由は、出題範囲に明確な重複があるからです。
ポイント
- 民法の基本知識(契約の成立、債権・債務、保証など)
- 借地借家法(賃貸借契約、更新、定期借家など)
- 賃貸借契約の実務知識
このあたりは宅建で叩き込んだ知識がそのまま使えます。
逆に、ほぼ初見になるのが以下の分野です。
ポイント
- 賃貸住宅管理業法(出題数が最も多い、最重要分野)
- 管理受託契約(委任・請負の違いなど)
- 建物の維持保全・設備に関する実務知識
- 金銭管理(敷金・保証など、宅建より一段深い実務知識)
つまり「民法・借地借家法は復習で済むけど、賃貸住宅管理業法は全く初見の新規科目」というのが実態。
ここを甘く見ると痛い目を見ます。
不動さん:

ふーちゃん先輩:

番外編:「15時間合格」の都市伝説、信じていい?
ネット上には「宅建が終わってから3週間・実質15時間の勉強で賃貸不動産経営管理士に合格した」という体験談も実在します。ただし当人も振り返っているとおり、結果は合格ラインぎりぎりの自己採点。再現性の高い必勝法というより「宅建の知識がよほど強く残っていた人のレアケース」と捉えるのが安全です。
近年は出題数が増え、応用的な事例問題も増加傾向にあるため、「宅建合格者だから勉強時間は少なくて済む」を「だから何もしなくていい」と読み替えるのは禁物。
100時間前後を一つの基準として、自分の理解度に応じて積み増すのが現実的な戦略です。
宅建合格者向け・おすすめ学習スケジュール
賃貸不動産経営管理士の試験は例年11月中旬、宅建本試験(10月)からおよそ1ヶ月後というスケジュールです。この「1ヶ月インターバル」をどう使うかが勝負を分けます。
ポイント
- 宅建試験の翌日〜1週間:燃え尽きてOK。ただし公式テキストだけ先に買って眺めておく
- 試験2〜3週間前まで:賃貸住宅管理業法を中心にインプット(最重要・最多出題分野)
- 試験2週間前〜1週間前:過去問演習を繰り返し、民法・借地借家法は「思い出す」感覚で復習
- 試験直前1週間:間違えた問題のみ高速回転、新しい分野には手を出さない
不動さん:

ふーちゃん先輩:

まとめ:勉強時間は「短縮できる」が「ゼロにはならない」
ポイント
- 初学者の目安は200〜300時間、宅建合格者なら100〜150時間が目安
- 短縮できる理由は民法・借地借家法の知識の重複
- 一方で賃貸住宅管理業法はほぼ新規科目なので軽視しないこと
- 宅建試験から1ヶ月というインターバルを最大限活用するのが時短の本質
宅建合格の勢いは確かに強い武器です。
ただしその武器を活かせるのは「使い方を知っている人」だけ。
今日からテキストを1冊開いておくだけでも、1ヶ月後の自分がきっと感謝してくれるはずです。
不動さん:

ふーちゃん先輩:

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