一問一答

【賃管士試験練習問題・一問一答】屋根の防水と外壁について

ペンギン社長

不動産業界歴約20年・代表歴約6年の現役不動産会社代表。 宅建士・賃貸不動産経営管理士・マンション管理士・ 管理業務主任者・FP2級など5資格以上を保有。 40代で賃管士に挑戦し1回目不合格を経て2回目で合格。 実体験をもとに不動産業界に興味がある方・ 入りたての方へ向けて役立つ情報を発信しています。

※本記事にはプロモーションが含まれています。

屋根の防水と外壁について一問一答です

賃貸不動産経営管理士試験で出題される「屋根の防水・外壁」に関する知識を一問一答10問で確認しましょう。メンブレン防水・シーリング防水・塗膜防水・シート防水・外壁の劣化現象など試験頻出テーマを網羅しています。令和8年度試験対策に最適です。

次からの問いに○か×で答えてください


問題

1.防水の種類は「メンブレン防水」「シーリング防水」の2つに分けられ、メンブレン防水というのは便宜上の分類であり、厳密な意味では恒常的な防水性能は期待できないので注意する必要がある。

2.メンブレン防水の中のシート防水は、ウレタンゴム系防水材などを数回に分けて塗布し、防水層を形成する工法である。

3.メンブレン防水の中の塗膜防水は、合成高分子を主原料としたルーフィングシートを用いて防水層を形成する工法である。

4.シーリング防水は、コンクリートの打ち継ぎ部、目地部、接合部等にシーリング材を充填する防水工法の総称であり、雨水の侵入を防止するために施す線状の防水であるが、厳密には、雨水の侵入を完全に防止することはできていない防水工法である。

5.雨水の漏水の発生源は比較的に特定しやすく修繕は容易である。

6.漏水事故に対し、設備や配管の劣化が原因の場合は損害保険の対象外である。

7.傾斜屋根のメンテナンスのため、表面塗装をおおむね、20年前後にて実施する。

8.外壁の劣化現象として、外壁表面が粉状になり、手で触ると白くなる現象を白華現象(エフロレッセンス)という。

9.外壁の劣化現象として、セメントの石灰等が水に溶けてコンクリート表面にしみだしたもので、空気中の炭酸ガスと化合して白色になることをチョーキングという。外壁面の浮きやひび割れ部に雨水などが侵入したことにより発生することが多いのが特徴である。

10.外壁の劣化現象として、コンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート表面の小部分が円錐形のくぼみ状に破壊された現象をポップアウトという。


答え

1.×

📝 解説:問題文は「メンブレン防水」と「シーリング防水」の説明がになっています。厳密な意味で恒常的な防水性能が期待できないのはシーリング防水です。防水の2種類を整理すると以下の通りです。

防水の種類内容恒常的な防水性能
メンブレン防水面全体を防水層で覆う工法(塗膜防水・シート防水等)期待できる
シーリング防水目地・接合部等にシーリング材を充填する工法恒常的な性能は期待できない

シーリング防水は経年劣化・紫外線・温度変化によりシーリング材が劣化・収縮・剥離しやすく、定期的な打ち替えが必要です。「シーリング=恒常的な防水性能は期待できない」という点を覚えましょう。

---

2.×

📝 解説:問題文は塗膜防水の説明です。「ウレタンゴム系防水材を数回に分けて塗布して防水層を形成する」のは塗膜防水であり、シート防水ではありません。メンブレン防水の2種類を整理すると以下の通りです。

工法内容
塗膜防水(本問の説明)ウレタンゴム系などの防水材を数回に分けて塗布して防水層を形成する✅
シート防水合成高分子を主原料としたルーフィングシートを貼り付けて防水層を形成する✅

「塗る→塗膜防水・貼る→シート防水」という動作の違いで覚えましょう。問3と合わせてセットで整理することが重要です。

---

3.×

📝 解説:問題文はシート防水の説明です。「合成高分子を主原料としたルーフィングシートを用いて防水層を形成する」のはシート防水であり、塗膜防水ではありません。問2の解説の表を参照して整理すると以下の通りです。

シート防水:ルーフィングシートを貼り付ける→問3の説明✅
塗膜防水:防水材を塗布する→問2の説明✅

問2・問3は同じ表を逆にした引っかけ問題です。「シート防水=シートを貼る・塗膜防水=塗料を塗る」という違いを確実に覚えましょう。また塗膜防水はウレタン塗膜防水が代表的で、複雑な形状の屋根にも対応しやすいというメリットがあります。

---

4.○

📝 解説:シーリング防水はコンクリートの打ち継ぎ部・目地部・接合部等にシーリング材を充填する線状の防水工法であり、厳密には雨水の侵入を完全に防止することはできません。問1で解説した通りシーリング防水の特性を整理すると以下の通りです。

施工箇所:打ち継ぎ部・目地部・接合部等の線状の部分
目的:雨水の侵入防止✅
限界:経年劣化により完全な防水は困難
定期メンテナンス:一般的に10〜15年での打ち替えが必要✅

「シーリング防水は線状・完全防水はできない・定期的な打ち替えが必要」というセットで覚えましょう。

---

5.×

📝 解説:雨水の漏水は発生源の特定が困難な場合が多く、修繕も容易ではありません。問題文の「特定しやすく修繕は容易」という部分が誤りです。整理すると以下の通りです。

漏水箇所の特定が難しい理由:雨水は壁・天井内部を伝って移動するため、室内で発見される漏水箇所と実際の侵入箇所が離れていることが多い✅
修繕が困難な理由:原因箇所が特定できなければ修繕しても再発する・内部の防水層まで補修するには大規模な工事が必要になる場合がある✅

「漏水の発生源特定は困難・修繕も難しい」という点は実務でも重要です。専門業者による調査が不可欠である理由でもあります。

---

6.○

📝 解説:設備や配管の経年劣化・老朽化が原因の漏水事故は損害保険の対象外となります。整理すると以下の通りです。

漏水の原因保険の対象
突発的な事故(給水管の破裂・台風による破損等)対象になる場合あり
経年劣化・設備老朽化による漏水対象外

損害保険は「偶然の事故・突発的な損害」を補償するものであり、経年劣化による損害は補償対象外というのが原則です。賃貸管理の実務でもオーナー・入居者双方に説明が必要な重要ポイントです。定期的なメンテナンスで老朽化を防ぐことが損害を防ぐ最善策です。

---

7.×

📝 解説:傾斜屋根の表面塗装のメンテナンス周期はおおむね10年前後です。問題文の「20年前後」という部分が誤りです。屋根のメンテナンス周期を整理すると以下の通りです。

屋根の種類・部位メンテナンス周期の目安
傾斜屋根の表面塗装おおむね10年前後
スレート屋根の葺き替え20〜30年が目安
シーリング防水の打ち替え10〜15年が目安

「表面塗装は10年・葺き替えは20〜30年」という違いを覚えましょう。10年ごとの塗装を怠ると屋根材の劣化が早まり、結果的に大規模な修繕費が必要になります。

---

8.×

📝 解説:問題文はチョーキング(白亜化)の説明です。外壁表面が粉状になり手で触ると白くなる現象はチョーキングであり、白華現象(エフロレッセンス)ではありません。2つの現象を整理すると以下の通りです。

現象内容原因
チョーキング(白亜化)(本問の説明)外壁表面が粉状になり手で触ると白くなる塗料の樹脂が紫外線・熱・水分で分解されて粉化
白華現象(エフロレッセンス)セメントの石灰等が水に溶けて表面に染み出し白色になる雨水がコンクリート内部に侵入し石灰分を溶かして表面に析出

「チョーキング=塗料が粉化・白華現象=石灰が析出」という原因の違いで覚えましょう。問9と合わせてセットで整理することが重要です。

---

9.×

📝 解説:問題文は白華現象(エフロレッセンス)の説明であり、チョーキングではありません。問8の解説の表を参照して整理すると以下の通りです。

白華現象(エフロレッセンス):セメントの石灰等が水に溶けてコンクリート表面に染み出し、空気中の炭酸ガスと化合して白色になる現象→本問の説明
・発生の特徴:外壁面の浮きやひび割れ部から雨水などが侵入することにより発生しやすい✅
チョーキング:塗料の樹脂が紫外線・熱・水分で分解されて表面が粉化する現象→問8の説明✅

問8・9はお互いの説明を入れ替えた典型的な引っかけ問題です。「白華現象=石灰が染み出す(析出)・チョーキング=塗料が粉化」という違いを確実に押さえましょう。

---

10.○

📝 解説:ポップアウトはコンクリート内部の部分的な膨張圧によって、コンクリート表面の小部分が円錐形のくぼみ状に破壊された現象です。外壁のその他の劣化現象と合わせて整理すると以下の通りです。

劣化現象内容
チョーキング(白亜化)塗料の樹脂が粉化して表面が白くなる
白華現象(エフロレッセンス)石灰分が析出して表面が白くなる
ポップアウトコンクリート内部の膨張圧により表面が円錐形のくぼみ状に破壊される
爆裂(ポップアウトの大規模版)鉄筋の錆による膨張でコンクリートが大きく剥落する

ポップアウトの原因となる膨張圧は骨材(砂・砂利等)が吸水・凍結膨張することで生じます。「ポップアウト=円錐形のくぼみ状・膨張圧が原因」という点を覚えましょう。

---

屋根の防水と外壁の劣化現象は「名称と内容の一致」を問う出題が多いテーマです。特に「シート防水と塗膜防水」「チョーキングと白華現象」の取り違えは頻出の引っかけパターンです。定義を正確に整理することが合格への近道です。

不動さん:

不動さん
チョーキングと白華現象がよく混乱します!

ふーちゃん先輩:

ふーちゃん
「チョーキング=塗料が粉化(触ると白い粉がつく)・白華現象=石灰が染み出す(水分が運ぶ)」という原因の違いで覚えよう。シート防水と塗膜防水も「シートを貼る・塗料を塗る」という動作の違いで覚えると混乱しないよ!

📱 ついに完成!ペンギン社長渾身のオリジナル練習問題WebアプリをNOTEにて販売中!

🎉 NOTEにて販売中!

「市販の問題集では物足りない」「個数問題を徹底的に鍛えたい」「スキマ時間にスマートフォンで勉強したい」という受験生の声に応えるために、不動産業界歴約20年・賃管士試験に合格したペンギン社長が長期間にわたって作り上げた渾身のオリジナル練習問題Webアプリがついに完成・NOTEにて販売開始しました!頻出テーマ・重要ポイントに絞った705問に加え、変形問題・個数問題・タイムトライアルを収録。ブラウザで使えるからダウンロード不要でスマートフォンからすぐに使えます。

🐧 アプリの内容

問題数705問(59カテゴリー)
特徴①変形問題収録・同テーマを違う角度から理解できる
特徴②個数問題の鬼特訓・5択形式で本試験より難しい設定
特徴③個数問題タイムトライアル・個数問題のスーパー鬼特訓版!時間のプレッシャーで集中特訓
特徴④チェック機能・間違えた問題の自動記録・弱点克服に最適
対応端末スマートフォン・パソコン・タブレット(インストール不要)
価格980円(買い切り)・無料お試し版あり
🐧 ペンギン社長より:「このアプリはブログを読んでくれている受験生のみなさんのためにずっと作り続けてきた渾身の一作です。市販の問題集や過去問だけでは演習量が足りない・個数問題が苦手という方のために作りました。特に令和8年度は個数問題が増える可能性があると予想しています。このアプリで個数問題の鬼特訓をして本番で余裕を持って合格してください!」

👉 詳しくはこちらから

どちらの資格を目指す方にもおすすめの通信講座

スタディング

項目内容
賃管士講座✅ あり
管理業務主任者講座✅ あり
W取得との相性✅ スマホ1台で2つの講座を切り替えて学習できる

費用を抑えて合格を目指したい方はこちら
👉スタディング 賃貸不動産経営管理士講座はこちら


アガルート

項目内容
賃管士講座✅ あり(受講生合格率84.32%・令和7年度)
管理業務主任者講座✅ あり
W取得との相性✅ 講師への直接質問で両方の疑問をすぐに解決できる
合格特典全額返金またはお祝い金2万円

受講生合格率84.32%で確実に合格したい方はこちら
👉アガルート 賃貸不動産経営管理士講座はこちら


ふーちゃん先輩:

ふーちゃん
賃貸不動産経営管理士試験頑張って合格しましょう!
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ペンギン社長

不動産業界歴約20年・代表歴約6年の現役不動産会社代表。 宅建士・賃貸不動産経営管理士・マンション管理士・ 管理業務主任者・FP2級など5資格以上を保有。 40代で賃管士に挑戦し1回目不合格を経て2回目で合格。 実体験をもとに不動産業界に興味がある方・ 入りたての方へ向けて役立つ情報を発信しています。

-一問一答
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,