目次
サブリースの構造を図解で説明します
出典:賃貸住宅管理業法ポータルサイトから制度概要ハンドブックから引用
サブリールの解説をコント風に解説するよ。ふーちゃんはこれからアパートを建設しようか考えている大家さん役になってね。わたしは建設会社の営業マン役をするからよろしくです
では、始めます。
ピンポーン♪
ほとんどがここで断られますが、今回は順調に話が進んだ場合の解説します。
あと、現金の持ち合わせが無いので銀行から融資は受けられるかな?
と終わりましたが、こんなにあっさり話が進むことはほぼ100%ありません。
用語解説に戻ります。まずは、
ポイント
ピンポンを押して訪問した社員は「勧誘者」となります(勧誘者については、改めて詳しく説明いたします)
ポイント
地主さんがアパートを建てた後は「原賃貸人」となります
ポイント
地主さんと営業マンが勤めている建設会社との間でアパート全部借りる契約を「マスターリース契約」または「特定賃貸借契約」または「原賃貸借契約」と言います。ケースによって使い分けします。
マスターリース契約は、建設会社が自社で建築請負をしてもらうための営業促進のパッケージとして行うのが大半です。
建設会社はアパートを建てたオーナー様からそのアパートを全部借りたので、空き室を埋めるべく入居者と契約します。
ポイント
オーナー様からアパートを借り上げて、入居者と契約する建設会社を「転貸人」または「サブリース業者」または「特定転貸事業者」と言います。ケースによって使い分けします
ポイント
入居者さんを「転借人」と言います
ポイント
建設会社を入居者さんの間で入居する契約を「サブリース契約」または「転貸借契約」と言います。ケースによって使い分けします
マスターリース契約は、建築請負契約とセットになることが多く、利益額が高額になります。そのことから営業マンの地主さんへの勧誘についてトラブルが多発した結果、サブリース事業の規制が強化されるようになりました。
ポイント
特定転貸業者の国土交通大臣への登録制度は現在のところはありません。
特定転貸事業者が管理業務をしていて、賃貸住宅管理業者登録の要件に当てはまるようであれば、賃貸住宅管理業者登録をする必要があります。
おさらい問題
○か×で答えてね
① 地主さんのアパートをサブリース業者が全部借り上げる賃貸借契約のことを「転貸借契約」という。
② 「特定賃貸借契約」は「サブリース契約」ともいう。
正解は
① × 「特定賃貸借契約」と言います
② × 「マスターリース契約」と言います
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