今回は賃貸不動産経営管理士試験の難易度が高くなり、試験に落ちてしまった方へ。
「次回の受験をどうしようか悩んでいる」
「受験をしようと決意したけど、次に合格する自信がない」
そんな気持ちになっておられるかと思います。
そこで、賃貸不動産経営管理士試験を再受験するかどうか悩まれている方や、次回受験するけど自信が持てないかたに、わたくしなりにアドバイスをさせて頂きたいと思います。
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目次
次回の受験を悩まれている方
賃貸不動産経営管理士試験を受験したけど急に難易度が上がって試験に落ちてしまったことで、次回受験しようかどうか悩んでらっしゃるかと思います。
わたくし個人的には受験した方がいいと思っております。
なぜ受験した方がいいか
① 難易度が上がったけど、まだ宅建士ほどの難易度ではないので、さらに難しくなる前の今の内に取得しておいた方が良い。
② 不動産業のカテゴリーは売買・賃貸・管理と分かれていて、すべてのカテゴリーにおいて同じぐらいの重要度であり、管理の分野も重要な分野である。
⇒売買や賃貸においては、ずっと前から「宅建士」が関わってましたが、管理においては今まで明確な資格がありませんでした。
ようやく「賃菅士」という国家資格ができたことで管理の分野も、これから先は「賃管士」が専門性をもって活躍し、「賃管士」の資格価値が上がってくると思います。
この2点でわたくし個人的には受験した方がいいと思います。
まだ国家資格になったばかりなので資格としては「宅建士」のような独占業務がないのですが、しばらくしたら何らかの独占業務が出てきても良いような気がしています。
受験を決意したけど合格できるか自信がない
賃貸不動産経営管理士試験は1年に1回しかない試験なので、不合格になって次回受験するとしたら1年後と言うことになります。
「賃管士」は1年間丸々勉強しなければ合格できない試験ではないので、勉強を再度開始する前に約6か月から8か月ぐらい期間が空くと思います。
その期間で勉強できるのであれば、自信を付ける意味として、わたくしとしては「簿記3級や2級」を受験するのも一つ手段と考えております。
なぜ簿記3級、2級を受験した方がよいのか
① 次回の賃貸不動産経営管理士試験で、簿記の「仕訳け」問題が出題される可能性がある。
② 簿記2級までの試験は1年に3回試験があるので試験慣れできる。
③ 簿記2級試験の合格率は平均して20%から30%ぐらいで、「賃管士」の合格率に近い。分野は違うが難易度が理解できる。
④ 簿記の知識は意外と役に立つ。
以上4点が簿記を勉強しておいた方が良いと思います。
ちなみにわたくし自身も簿記3級、2級を取得しております。
まとめ
賃貸不動産経営管理士は現時点ではあまり価値が高い資格ではないと思いますが、不動産業の管理の分野も重要なセクションでありますので、次第に資格の価値が高まってくるのではないかと考えております。
わたくし自身は令和3年度賃管士試験に不合格になって、令和4年度の賃管士試験に合格しました。
不合格になった時は、悔しい思いをしましたが、その分合格したときの喜びは大きかったです。
賃貸不動産経営管理士試験を合格した勉強方法について
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ぜひ賃貸不動産経営管理士試験に不合格になってしまわれた方も、次回は合格して頂いて大きな喜びを獲得して頂きたいと願っております。
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